最近は何でもネットで見つかる時代だ。家電なんてのは価格コムやAmazonの登場で、完全に量販店で買う意味が無くなった。店舗は実機を試す場所であり、買うのは最安値がボタン一発で出てくるネットと言う流れが完全に確立された。
このリアルからネットへの流れは出会いにおいても同じ事が言えるのかもしれない。
最近は婚活や恋活はFacebookやTwitterなどを駆使するのは当たり前になっている。
そして、気軽な出会い。つまり、セフレや大人の関係なんてのもスマホを使えば簡単に相手を探せる時代になった。
数年前に訪れた出会い系サイトブームなんてのは、その走りだった様に思える。
まあ、この様なセフレ探しや大人の関係絡みの出会いはネット上ではまだ低俗な遊びと思われている節がある。しかし、私は知っている。
これらの下品な出会いがきっかけでも、そこには確実な人間ドラマが繰り広げられている。そして、セフレや愛人の関係からでも、きちんとした付き合いに発展し結婚まで至ったカップルなんてのは本当にゴロゴロしているのだ。
ここだけの話になるが実は、私の兄も某巨大出会い系アプリで知り合ったセフレ関係のOLと二年のセフレ関係ののちに告白されて、その後1年の同棲期間を経て結婚したのだ。
最初、セフレから恋人に昇格したとの話を聴いた時は嘘だろ?長続きする訳ないじゃないか!とバカにしていたが結婚した今となっては、これも何かの縁で結ばれた愛の形なんだと理解する様になった。
もしかすると、私の考えの方が古臭い考えだったのかもしれない。だって出会いのキッカケなんてのは、本当に運みたいなものなのだから。
どんなに低俗に見えるコミュニティーでも、異性の人間二人が揃えば立派な恋愛の舞台なんだと認識するべきだと思った。