「つつもたせ(美人局)」何とも嫌な響きの言葉だ。
美人局の意味を知らない人に簡単に説明すると、美人局は出会いを利用した恐喝である。
出会い系サイトやSNSなどのネットコンテンツに限った話ではない。リアルで逆ナンパされてついていったら、この誘った女とグルの男に脅されて金を取られた。これも立派な美人局である。
ある意味、美人局は非常にズル賢いやり方と言えるだろう。
なんせ男を見て弱そうだったら金を奪えば良いし、強そうな男の場合は人数を増やすか、武装すればまず成功する方法だからだ。
実際、美人局はネットの出会いコンテンツにも、現実の社会にもかなり多く存在する。
リアルで有名な話と言えば、関東連合による美人局事件だ。
被害者は人気お笑い芸人の田村淳。この男はご存知の通り絶倫で昔は相当遊んでいた。
芸能人、アイドル、モデルとにかく手当たり次第ナンパして口説いてきた様だ。
結果、遊ばれた女性が関連の幹部に相談。見事に淳は関連の幹部に脅されて土下座。反省の謝罪ビデオを撮られたと言う。
恐らくこの時、多額の現金も関東連合に流れたはずだ。
典型的な美人局事件と言えるだろう。芸能人は余りにも低俗なスキャンダルを怖がるので、金を支払う事は容易に想像できる。
実に愚かな行動とも言えるが。
ネット系の出会い系サイトには関東連合みたいな大掛かりな組織はいないが、チンピラ崩れが売春婦と連み、出会い系掲示板などで援助交際を打診してきた男を呼び出し、数万の金を巻き上げる話はよく聞く。
では、美人局を撃退する方法は無いのか考えてみよう。
まず喧嘩経験の豊富な人は問題なく戦えば良い。ポイントは先制攻撃。なるべく強烈な一撃を与えて逃げれば良いのだ。しかし殺してしまうほどの致命傷はマズイので狙うのは顔面などが良いだろう。
喧嘩に自信が無い場合、相手の人数が多い場合は正直言ってダッシュで逃げるのが得策だ。そして警察に一気に駆け込むべし!相手も警察までは絶対に追ってこない。
最悪逃げる!これは美人局の最高な対処法である事を頭に入れて欲しい。
女性と待ち合わせする前に、必ず待ち合わせ場所周辺の地理感覚をGoogleマップで検索しておこう。そして交番や警察署の場所もしっかりとマーク。
これで、美人局から金を取られる事は回避出来るはずだ。